2019年5月14日 雨の新川土手

 

午後3時頃、雨の中を散歩に出かけてきました。

新川の土手は定期的に草刈りがされているので、自然の環境ではありませんが、整備された公園とは違い、いろいろな雑草が生えています。

この時期は、春を待ちわびて芽を伸ばし、花を咲かせた草たちがたくさんの実をつけています。

中には、もう倒れている草もあります。そうした空きをまた別の植物が覆っていくのでしょう。

実を付けた草の下からヨモギが伸びかけている場所もありました。夏には一帯を覆うクズも、この時期はまだツルを伸ばし始めたばかりです。

春にこごみ(ぜんまい)に似た株を見せた植物は、丸っこい葉をつけてまったく様子が違ってきました。そうして、さっそく花を咲かせようとしています。去年も見ていたはずですが、どんな花だったのかは思い出せません。

10日ほど前に来た時はめだっていたニンニクの実に似た実を付けていた植物は今週は目立ちませんでした。もしかして行者ニンニクなのかと期待していたのですが、どうやらケシの仲間の実のようです。茎も固くまったく食用にはなりそうにありません。

咲いている花はそのときとほとんど変わっていないようでした。こうして植物を撮影して歩いてみると、白やピンク、黄色に色づいた花は、とにかくよく目立つことに気づきました。

今日は雨で、ツバメの姿は見かけませんでした。夕方になればコウモリも飛ぶ場所ですが、コウモリやツバメは雨でも飛ぶのでしょうか。それとも、虫も飛ばないことを知っていて、空腹に耐えているのでしょうか。

また、10日ほどしたら、同じ場所を歩いてみたいと思っています。