2019年6月11日 曇り空の新川土手 夕暮れ間近

 

夕方、郵便物を投函するついでに歩いてきました。

新川の水位は急激に上下します。自然な変動ではなく人為的な変動があるようです。今日は水位が高めで、岸は護岸のところまでほぼ水面下にありました。

10日ほどまえにみたボラの稚魚らしい群れをまた見ることができるかもしれないと水面を見てみましたが、それらしい群れはありませんでした。ただ、小さい波紋が繰り返しできており、水面下に小型の魚がちらばっているような印象でした。魚の姿は確認できませんでした。

アシかヨシかわかりませんが、岸にある植物の葉が編まれたようになっているものがいくつもありました。検索してみたところ、この編み物は、誰の仕業という記事が見つかりました。クモが犯人なのでしょうか。

他の植物を覆うように黄色い糸状のやわらかい腕を伸ばしていた植物は、どうやらその下敷きになっている植物の花を咲かせる部分のようです。先週気づいた場所とは別の場所にも、同じ植物があり、茎から玉のようなものが生えてそこから糸状に伸びた先に花がついていました。こんな植物を見るのは初めてなのですが、いっこうに正体がわかりません。実物の花は動画よりも黄色みが強い印象です。

イネ科植物とギシギシはすっかり枯れました。クズやヨモギはまだ枯れた植物たちを完全に覆うほど大きくなってはいません。

ずっと観察している房になった花は、実を太らせないかもしれないという予想を裏切ってサヤの中に種が太ってきました。豆を作る植物ではあるようですがまだ正体はわかりません。

先週、一面にあることに気づいた小さい黄色い花は、一週間のうちにすっかり背丈を伸ばしたようです。

ノイチゴのような実がなるかと期待していた株は、イチゴにはならないだろう様子を見せ始めました。

先週見かけた二種類の甲虫を今週も見かけました。自然が少ないので、あまり多様な生き物には会えないかもしれません。

暗くなるまではまだ間がある時間でしたが、スズメはもうヨシの葉影をねぐらに決めてひそんでいたようです。ハトも見かけましたが、先週のように群れで食事をしているのではなく、一羽だけが飛んできてすぐに飛び去っていきました。