郷土文化第62号(野屋古墳/知雨亭跡/尾張薬園/尾張法制史など)
目次
野屋古墳 加賀宣勝(1)
知雨亭址について 新見吉治(6 )
尾張薬園のおもいで 吉川芳秋(10)
尾張藩法制史文献(そのニ) 林董一(16)
知雨亭址について 新見吉治(6 )
尾張薬園のおもいで 吉川芳秋(10)
尾張藩法制史文献(そのニ) 林董一(16)
桑名の蓮華寺址を訪ねて 小林忠雄(19)
織田信長と岐阜人形座 森徳一郎(25)
大留「おんか」の神送り 安藤直太朗(26 )
彙報 (例会・新刊紹介) (29)
編集後記
昭和35年発行 30ページ
内容について
「野屋古墳」は、名古屋市南区呼続町六丁目九番地二にある41平米ほど古墳に関する記事です。項立ては、一「位置」、二「野屋古墳の名付けと失われた古墳」、三「古墳の外形」、四「石室の構造および内部の埋葬」、五「遺物」、六「古墳時代の概要」、七「本古墳の古墳時代に於ける位置」です。金環耳飾が七個あったことから少なくとも四人は埋葬されており、「天武・持統天皇の頃に築造された、多人数埋葬の円墳であろう」と推測されています。
「知雨亭址について」は、横井也有の隠棲の跡である知雨亭址について、明治五年編成の戸籍帳の明治十年頃の写しかえらしい戸籍の残欠本を閲覧する機会に若原敬経を住民中に認めたことから記された記事です。
「織田信長と岐阜人形座」は、岐阜城新装にあたりルイス・フロイスをもてなしたときに見せたのは傀儡子の夷舞であったろうとの推測のもとに記されています。
「大留「おんか」の神送り 」は春日井市・上大留の神送りの行事に関する記事です。
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