郷土文化 通巻168号(木曽街道の特性/北海道八雲の士族言葉など)
目次
熱田・加藤氏と臨済宗妙心寺派の発展…………横山住雄(1)
織田信長の稲葉山城永禄十年攻略説を糺す(下)….勝村公(6)
安土宗論始末記…………………………..瀧喜義(16)
也有の俳文「螺翁伝」について………………藤川正数(24)
尾張藩所有の御手筒、御側筒について…………安田 修(27)
(一)野田善清堯作の鉄砲
植松茂岳の和歌…………………………..築瀬一雄(50)
木曽街道の特性(上)……………………….桜井芳昭(59)
北海道八雲に残る名古屋文学及士族言葉
…………………….片桐 寿・遺稿/安藤 慶六・解説(76)
史料紹介『天保鎗ヶ嶽日記 草稿』……………石田泰弘(87)
翻刻 「雑談気」(楓蔭文庫旧蔵)…………….水谷盛光(93)
翻刻 明治二十六年刊『尾張名所獨案内』(下)….植松茂(111)
平成5年発行 120ページ
内容について
「木曽街道の特性」では、尾張地域を通る江戸時代の街道のうち、江戸幕府道中奉行の管轄であった三街道(東海道、美濃街道、佐屋街道)のほかに、尾張藩の藩営として整備された木曽街道、岐阜街道、岡崎街道の中から木曽街道を取り上げて、藩営街道の成立と特性について探っていきます。
「北海道八雲に残る名古屋文学及士族言葉」では、明治維新に於いて解体した尾張藩士族の文化、風俗が、北海道の八雲村に移住した知識階級の旧士族に依って、純粋な形で継承されたことが調査されています。
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