郷土文化 第20巻第2号(名古屋城下町碁盤割の形成尺度考説/「曙日記」の稿本(2)―帯梅自筆『象頭山紀行』について一など)

2020年9月28日

郷土文化 第20巻第2号
郷土文化 第20巻第2号
 
■目次
造像銘記東海編(1)…………………………………佐々木隆美(1)
名古屋城下町碁盤割の形成尺度考説(2)…………………水谷盛光(4)
「曙日記」の稿本(2)―帯梅自筆『象頭山紀行』について一…寺島初巳(29)
尾張藩下級士族おぼえがき―足軽そのII―………………加賀樹芝朗(38)
奥田抱生編「今瓦譜」の成立…………………………吉田富夫(42)
岡田善敏翁逝く……………………………………吉川芳秋(45)
宮中学校の芭蕉薫塚………………………………..水野藤吉(48)
雑報(見学記録・手紙の会)…………………………..(53)
 
昭和40年発行 56ページ
 
■内容について
「名古屋城下町碁盤割の形成尺度考説(2)」では、(1)の続きと思われる内容として、地籍図と町割の尺度から、城下町基盤割の尺度として田舎間(六尺一間)ではなく京間(五十間)が主張されています。資料I(地租改正条例細目)、II(市街地租改正調査法細目)、III(地租条令)の他、附録I(『愛知県名古屋区市街地籍全図』による地主総代・戸籍名簿)、II(愛知郡改正連合町村名および戸長役場一覧表』明治20年12月23日改正)が収録されています。
 
口絵写真は、『愛知県名古屋区市街地籍全図』の一部分、福井町家並帳、村瀬帯梅筆『象頭山紀行』です。