生まれて初めて川にいるナマズを見ました
2020年5月17日、昼食後の腹ごなしに散歩に行ってきました。
家から少し歩くと、市街化調整区域があり、水田が広がっています。そんな中を新川の支流の水場川が流れています。水質が良いとはいえませんが、新川よりは小さい川なので、流れがはっきりとしていたり、新川と比べて整備が少し緩かったりして、幾分自然な感じがあります。
橋があったので、川の様子をのぞき込んでいると、少し上流で魚のたてる大きな水音がして浅い川の水面が波立ちました。長く伸びた草を踏み分けながら波立っていたあたりまで近づいて撮影したのが下の動画です。
動画には映っていませんが、大きなコイの周りを少し小さめのコイたちが取り囲んでいたために、小競り合いのようになって音が上がっていたようです。コイの産卵期は春から初夏にかけてというこのなので、水草もないような場所ですが、繁殖活動をしていたのでしょう。
鯉やカメの様子をしばらく見ているうちに、小さめのコイと同じくらいの大きさですが、少しやせて、動きの少ない魚がいることに気付きました。最初は病気でもしてやせたコイなのかと思っていましたが、どうやら他のコイよりも水底に近い場所にいて、水流にもほとんど影響を受けていないようでした。そこで、もしかしたら、ナマズなのだろうかと思いつきました。
家にかえって調べてみたところ、やはり水場川にはナマズが住んでいるようです。私が子供時代を過ごした山国ではナマズを見たことはありませんでしたから、この目で天然のナマズを見て感激でした。もう一匹、ナマズのような形をしていましたが、頭が大きく体長の短い魚も見かけました。こちらは外来種かもしれません。
帰り道では、家の近くではすっかり聞かなくなったカエルたちの声がたくさんしていました。そのうち、ヘビにもお目にかかれるかもしれません。その日を楽しみに、散歩を続けようかなと思っています。
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