書評

哲学者が生物の研究を通じて心を探究したこの本は、見逃していた不思議に目を向けさせ、生物である自分を再確認させてくれる

この本はある意味、脳の発達に的を絞った『新・人体の矛盾』であると言えます。哲学者としての視点から生物の進化を踏まえなが ...

書評


クマを仕留めたマタギたちは重々しい表情を浮かべた

「マタギ」という言葉は知っていましたが、一般に猟師のことを指すのかなぐらいの認識しかありませんでした。WikiPediaによれば、猟師一般では

書評

川は恐ろしく、大きな災害をもたらしもするが、ダムや護岸で固めてしまっては元も子もないのだ

私の故郷では、今でも子どもたちが川で泳いでいます。鮎釣りや渓流釣りも盛んで、解禁日になると、川にずらりと釣り人が並んでいます。私自身は、余り水が得 ...

書評

賢くたくましい人々と、それぞれの生き方で生きる動物たちを育む確かなアフリカを知る

→目次など

「オホーツクの道ばたでキツネの脈をとって生きられる」と表現されるようになった森の獣医さんは、子供の頃、山川惣治作の「少年王者」を読 ...

書評

「山に死がなかったら、単なる娯楽になり、人生をかけるに値しない。」

著者、山野井泰史さんの経歴を奥付けから引用します。
「1965年東京生まれ、単独または小人数で、酸素ボンベを使用せず難ルートから挑戦しつづける世界的なクライマー ...

書評

「オカエシモウス」と霊界にお返しする都から遠い人々、言葉を残さない都に近い人々

→目次など

ヤノマミ、ブッシュマン、アボリジニから、動物たち、中世ヨーロッパなど、広くみられる生まれてきた子を育てないという行為。

...

ブログ

今日の話題は、集団化による生存競争での優位性の確保についてです。

生物は単細胞生物から多細胞生物へと進化しました。多細胞生物は、さまざまに分化した細胞を生み出すことで、生命の能力を大きく拡大しました。

もう少し ...