『シンポジウム 弥生文化と日本語』単行本 1990年 大野晋、小沢重男、佐々木高明、大林太良、佐原 眞(出席)、カミュ・ズヴェレビル(寄稿) 角川書店
日本語は遥か南の海のかなたから弥生文化とともに運ばれてきたとする、日本語タミル語同系論を検証する
1989年に開催された、言語学者大野晋氏の主張する南インドのドラヴィダ系言語であるタミル語と日本語が同系であるとする主張を巡るシンポジウム ...
京都上賀茂神社にて歴史を夢想する
こんにちは、本日もお付き合いいただきありがとうございます。
先日、京都に行ってきました。
日本の古い歴史とつながる上賀茂神社を訪れ、左右非対称になった檜皮葺の屋根をみたり、境内を流れる美しい川の水に触れたりしな ...
蝦夷の古代史 (平凡社新書 (071)) (日本語) 新書 – 2001/1/1 工藤 雅樹 (著)
考古学者の視点から、古代の東北地方に暮らした「蝦夷(えみし)」と呼ばれた人びとの古墳時代から平安末期までの軌跡をたどり、縄文人の子孫がたどった複数の道を探る
あとがきによると、本書は、同著者による『古代蝦夷の考古学』『蝦夷と東北古代史』 ...
平均寿命15歳
いつもありがとうございます。今日も、お付き合いください。 縄文時代の平均寿命は、高い乳幼児死亡率もあって、15歳にも達していなかったという推測があります。鎌倉時代でも24歳ほどだそうです。このことから、昔の人はかわいそうだった、今の人は幸 ...
日本人の起源(ルーツ)を探る―あなたは縄文系?それとも弥生系? (新潮OH!文庫) 文庫 – 2001/2 隈元 浩彦 (著)
日本人は、元々住んでいた均質性の高かった縄文人に、殷のできた頃に中国大陸から朝鮮半島南部や日本列島に逃れた倭人が加わり、さらに渡来人が混じりあってできたのだろうか?本書は、骨格、遺伝子、墓の形状、使われていた道具、ATLウイルスの保有率、血 ...
「縄文日本文明一万五千年史序論」太田龍(著)(成甲書房 2003年7月)
太田龍氏は、本書の裏表紙に掲載された著者近影による限り、もうずいぶん前に亡くなった私の祖父に似た雰囲気があり、私は個人的に親近感を寄せていま
郷土文化 第13巻第2号(大形石棒/可児郡中切村切支丹所縁者帳/尾張藩法制史文献追加/岐阜市法華寺の庭園)
目次
大形石棒の用途について(上)……………………吉田富夫(1)
美濃国中切村切支丹所縁者帳と尾張切支丹
「縄文人の入墨―古代の習俗を探る」高山 純 (著)(講談社 1969年9月)
民俗学的アプローチを目指す考古学者が入墨を通じて縄文人を探る/社会生活において必要とされる伝統的入墨の風俗を広く紹介
→目次など
縄文時代の入墨について考察しためずらしい本です。
縄文人の入墨といっても、記録とし ...
「一万年前 気候大変動による食糧革命、そして文明誕生へ」 安田喜憲(イースト・プレス 2014年1月)
東西文明の起源と人類の未来
湖の底に1年に1本作られる「年縞」。
この年縞を調べることにより、欧米で打ち立てられた1万1500年前を最も大きな温暖化への変化であったという編年は、世界標準ではないことがわかった。
大陸氷床 ...