「幻の民コノイ族」藤木高嶺 (著)(あかね書房 1970年11月)
今から50年前、フィリピン南西部パラワン島の高地に、床下までの高さが 8メートルもある樹上住居を作る、焼畑農耕民コノイ族がいた。→目次など
『ニューギニア高地人』の調査などに同行した藤木カメラマンが隊長となった1967年の関西学院大学に ...
「ゾミア―脱国家の世界史」ジェームズ・C・スコット(著)佐藤仁(監訳)(みすず書房 2013年10月)
国家権力を逃れ、あえて野蛮に向かう人々→目次など
「ゾミア」とは本書によれば「ベトナムの中央高原からインドの北東部にかけて広がり、東南アジア大陸部の 五カ国(ベトナム、カンボジア、ラオス、タイ、ビルマ)と中国の四省(雲南、貴州、広西、四 ...
「ニューギニア高地人」 本田勝一(すずさわ書店 1973年3月)
■農耕の影響■
1964年1月13日から2月16日までの34日間、ニューギニア高地のウギンバ集落(村)に滞在し、石器の残るモニ族とダニ族の生活を理解しようとした記録です。
同行者であり、研究者である、石毛直道氏による解説が収録さ ...