郷土文化(名古屋郷土文化会)

 ■目次名古屋市指定文化財 十一面観音像をめぐって………吉田富夫(1)
尾張藩士の宗旨と信仰の自由……………&#

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空から降る水をカメにためて暮らしていた人々は、ボウフラのわいた水を飲んで伝染病にかかったり、寄生虫に寄生されたりしておった。南アフリカのカラハリには、雨の降らない乾季を、野生スイカの水に頼って暮らしていた人たちもおった。川の水も井戸の水も安 ...

書評


人類学者が平等性を考えるとき、金持ちに対する陰口や噂は、金持ちの身勝手な行動を抑制するための重要な要素となるのだ。

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平等ということについて考えるとき、私

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民俗学者が探る日本人と獣の関係

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日本にはさまざまな獣が住んでいました。多くは今も住んでいます。

猪と鹿(害獣)、熊(山の精の化身、狩猟の対象)、狐やムジナ(

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「じーぷ」に乗り、「さはり」を組む「ふらんすじん」や、「たいこ」で話す「どじん」のおとこのこが登場する絵本。 

※ネタバレ注意! ※
5才~小学校初級向きという1962年発行の絵本です

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■権力を知りつくした「未開」社会を明らかにし、やがて「国家に抗する社会」論へ飛躍したピエール・クラストルの初仕事■ 

別の関心から本を探していたのですが、たまたま見つかった本は、

書評


秋の死、冬の死、春の死、動物たち。写真による現代版の「九相図」『となりのツキノワグマ』など、長年のフィールドワークを背景に優れた作品を発表されている宮崎学さんの作品です。「死」は不吉であり、沈鬱で

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子育てを遊びととらえ、「教える」「教わる」という概念を持たないヘヤー・インディアン。十三、四歳になった男の子たちが家出をするバングラディッシュのイスラム教徒など子育ての多様性を描く。

**ネタ

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ボルネオの狩猟採集民ペナン族に関する貴重な情報は得られる

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熱帯雨林が失われていくことに対して問題意識を持つ、著者の意気込みは評価できる。しかし、多くの人々が陥るように、

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賢くたくましい人々と、それぞれの生き方で生きる動物たちを育む確かなアフリカを知る

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「オホーツクの道ばたでキツネの脈をとって生きられる」と表現されるようになった森の獣医さんは、子供の頃、山川惣治作の「少年王者」を読 ...

書評

アーロン収容所―西欧ヒューマニズムの限界 (1962年)仏教とキリスト教の違い、牧畜や屠殺が与える心理的影響、ビルマまで遠征した日本軍に対する現地の反応、捕虜となってもしたたかを持っていた日本人兵士たち。この本は、読み継がれる価値がある。

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未踏破地に生きるマチゲンガ族家族の伝統的な暮らしと文明化の過程は人類史の縮図だ→目次など

1972年、文明の波をかぶったアマゾンに、わずかに残された未踏破地があった。そこはインカの遺跡が眠っていると噂される地でもあった。そうした情報を得 ...

書評

ホロコーストを引き起こした「史上最悪の偽書」ともみなされる「シオンの議定書」。成立過程を含めて知るその内容は、信じ込んでいる価値観の相対化に役立つ。

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シオンの議定書という数年前の私なら一切興味を持たなかった本を今 ...

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「オカエシモウス」と霊界にお返しする都から遠い人々、言葉を残さない都に近い人々

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ヤノマミ、ブッシュマン、アボリジニから、動物たち、中世ヨーロッパなど、広くみられる生まれてきた子を育てないという行為。

...

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光の強弱や温度の高低は現実に存在する。

私のカラダも明るさや温かさを感じる。

一方で、私が感じている痛みは、光や温度とは違い、

私のカラダが作り出しているものにすぎない。

もちろん、カラ ...

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人類の未来図:直接体験の原則(IEP)

→目次など

■人類の未来図:直接体験の原則(IEP)■

アマゾンに住み、数百年間に渡って伝道師と接触しながらキリスト教を受け入れることなく、ついに伝道師を無神論者にしてしま ...