書評

私たちは野口英世や渋沢栄一のことは教わっても、このアジアの真の独立を目指した人物のことは教わらない。 『謎の探検家菅野力夫』で頭山満という人物を知りました。

この本は、安政二年(1855)生まれの頭山満が、明治12年(1879) ...

書評

アーロン収容所―西欧ヒューマニズムの限界 (1962年)仏教とキリスト教の違い、牧畜や屠殺が与える心理的影響、ビルマまで遠征した日本軍に対する現地の反応、捕虜となってもしたたかを持っていた日本人兵士たち。この本は、読み継がれる価値がある。