「日本の風土病―病魔になやむ僻地の実態」佐々学(著)(法政大学出版局 1957年12月)
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半年ほど前に、『黒潮の瞳とともに─八丈小島は生きていた』を読んで、八丈小島特有の風土病としてフィラリアがあったことを知りました。この ...
「日本の川を旅する―カヌー単独行」野田 知佑 (著)(講談社 1989年7月)
私の故郷では、今でも子どもたちが川で泳いでいます。鮎釣りや渓流釣りも盛んで、解禁日になると、川にずらりと釣り人が並んでいます。私自身は、余り水が得 ...
「身体の人類学 カラハリ狩猟採集民グウィの日常行動」 菅原和孝(河出書房新社 1993年1月)
宗教・儀礼・法・社会制度などの<未発達性>によって特徴づけられている平等主義社会。それは、「身体の濃密なまじわりを最大限保証する」 ...
「砂漠に生きる女たち カラハリ狩猟採集民の日常と儀礼」 今村薫(どうぶつ社 2010年4月)
『身体の人類学 カラハリ狩猟採集民グウィの日常行動』に続いて、グイに関する本を読みました。
本書では、グイ/ガナの儀礼に注目することで、共有関係を成り立たせる世界観が記述されていました。
グイ ...
「食べられるシマウマの正義 食べるライオンの正義―森の獣医さんのアフリカ日記」竹田津 実 (著)(新潮社 2001年6月)
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「オホーツクの道ばたでキツネの脈をとって生きられる」と表現されるようになった森の獣医さんは、子供の頃、山川惣治作の「少年王者」を読 ...
「アルピニズムと死―僕が登り続けてこられた理由」山野井泰史 (著)(山と渓谷社 2014年10月)
著者、山野井泰史さんの経歴を奥付けから引用します。
「1965年東京生まれ、単独または小人数で、酸素ボンベを使用せず難ルートから挑戦しつづける世界的なクライマー ...
「人間にとってスイカとは何か カラハリ狩猟民と考える」池谷和信(臨川書店 2014年6月)
『人間は何を食べてきたか』に登場する研究者、池谷さんの本です。
農耕の様子と近況を知りたいと考え読みました。
農耕は、どうやら本格的ではなく、栽培作物はスイカと豆、そして近年取り ...
「間引きと水子―子育てのフォークロア」千葉徳爾、大津忠男 (著)(農山漁村文化協会 1983年7月)
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ヤノマミ、ブッシュマン、アボリジニから、動物たち、中世ヨーロッパなど、広くみられる生まれてきた子を育てないという行為。
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「ハキリアリ 農業を営む奇跡の生物 (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)」バート・ヘルドブラー(著) エドワード・O・ウィルソン(著) 梶山あゆみ(翻訳)(飛鳥新社 2012年4月)
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ハキリアリは植物の葉や茎を切り取って巣に運びキノコを育てます。このキノコは主に幼虫のエサ ...
「虫はごちそう! (自然と生きる)」野中健一 (著)(小峰書店 2009年11月)
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小峰書店から出ているおそらくジュニア向けの本です。多めにルビがふってあります。
内容を確認しておらず、あま ...
「覚醒する心体―こころの自然/からだの自然」濱野清志 (著)(新曜社 2008年11月)
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著者は京都文教大学教授で、臨床心理士であり、気功も実践されています。共著はありますが単独での本は ...
「人間が好き―アマゾン先住民からの伝言」長倉 洋海(福音館書店 1996/10)
■人間■
動物に近い生き方をしながら、人間として、世界を受け入れて生きていく人々を記録した写真集。
ブラジルの先住民たちが白人の抑圧に抗して立ち上がったことを契機に、アマゾンを訪れた戦場カメラマンである著者による ...
15歳の寺子屋 ゴリラは語る 山極寿一(著)(講談社 2012年8月)
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調べ物をするとき、ジュニア向けに書かれた本を一冊読んでおくと、理解しやすくなると聞き、そのような本の選び方を意識するようになりました。そうして ...