軍港と要港のスタンプ 少年倶楽部附属 横須賀/呉/佐世保/大湊/舞鶴/鎮海/馬公/旅順


昭和6年から10年の日付を入れたスタンプの絵葉書です。
横須賀軍港 神奈川県横須賀市 昭和6年8月10日
呉軍港 広島県呉市 昭和7年1月20日
佐世保軍港 長崎県佐世保市 昭和7年4月26日
大湊要港 青森県大湊町 昭和10年10月21日
舞鶴要港 京都府新舞鶴町 昭和8年8月18日
鎮海要港 朝鮮鎮海 昭和7年7月10日
馬公要港 台湾澎湖島 昭和7年5月6日
旅順要港 関東州旅順市 昭和6年4月1日
私が調べた限り、日付に意味はないようです。何かお気づきであれば、コメントで教えていただければと思います。
要港のうち下の3港は、外地にあります。関東州の位置づけについては、誰が国民だかはっきりできなかった満州国の謎 関東州に簡潔にまとめられています。
1898年 ロシアが清朝から関東州を25年間の期限で租借
1905年 日露戦争後のポーツマス条約で、関東州の租借権を日本が引き継ぐ
1915年 日本と中華民国との条約で、租借期限を99年間(1997年まで)に延長
1932年 満州国成立。日満議定書により関東州は満州国から日本への租借地となる
1937年 満鉄付属地の行政権を満州国へ返還
1945年 日本の敗戦により、飛び地消滅
満州国は日本とは別の国でしたが、関東州は租借地でしたので、日本が実質的な統治権を持っていました。
馬公は、澎湖群島の都市で、澎湖県の県庁所在地。澎湖県は人口10万人、面積141平方キロメートル。5000年以上前に作られた、縄文土器に似た粗縄文陶が発掘されているそうです。
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