新宮浮嶋絵葉書 世界的大奇観 全島が浮遊してゐる 内務省天然記念物















現在の様子が新宮市観光協会の浮島の森にあります。周りは住宅街になり、遊歩道が整備されています。浮島に入るには、桟橋を渡っていきます。
市街地の住宅街にこつ然と現れる不思議な森。正式名称は「新宮蘭沢(いのさわ)-浮島植物群落」と呼び、泥炭でできた面積約5,000㎡の島全体が沼の上に浮かび、寒暖両性の植物の混成群落があります。オオミズゴケやヤマドリゼンマイなど約130種類の珍しい植物が自生し、昭和2年(1927)に国の天然記念物に指定されました。島内に遊歩道が整備され散策することができます。泥炭化した植物や倒木が筏状に積み重なり島全体を浮かせています。島内に入ってすぐの左手に寒地植物のヤマドリゼンマイやオオミズゴケの群生があり、一帯には暖地植物のテツホシダなど近隣で見られる植物が混生しています。
底なし沼に住む大蛇に飲み込まれた少女の伝説が残されています。現代でも、1987年1月に高知県高知市久礼野(くれの)の養鶏センターで、7メートルの大蛇がニワトリを呑み込んだという記録があるといい『日本の怪獣・幻獣を探せ!―未確認生物遭遇事件の真相 (広済堂文庫―ヒューマン・セレクト)』に収録されています。
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