第十二回二科展出品 ヤマサ醤油広告 柿実る頃(安井晋太郎)/雪景(里見勝蔵)




第十二回二科美術展覧会出品作品の絵葉書2枚です。ヤマサ醤油が京阪神地区での売り上げを拡大する目的で配布した絵葉書のようです。
一升瓶1本で石鹸1個、九升樽1樽で一等3円の景品券1枚の景品がもらえました。
第十二回二科展は、大正14(1925)年に開催。里見勝蔵氏は樗牛賞を受けています。ヤマサ醤油は、1927年には二科展で同じく樗牛賞を受賞した長谷川利行氏の作品を買い上げてもいます。銅版画家の浜口陽三は、第10代社長の三男。
コード:HY19/05/18-1
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません