郷土文化 通巻140号(『三つふたつ』/「”青松葉事件〃菩薩」/塩付街道の石仏など)

2019年4月13日

郷土文化 第140号

郷土文化 第140号

目次

式内社石刀神社(中島郡)の鎮座地の問題…………..木立英世(1)
天白社の立地に関して(II)―西三河―…………….三渡俊一郎(6)
『三つふたつ』について……………………….寺島初美(16)
『名区小景』の和歌について(2)…………………植松茂(21)
「”青松葉事件〃菩薩」の発掘…………………..水谷盛光(30)
塩付街道の石仏たち…………………………..山田寂雀(63)
名古屋文化史年表(38)…………………………加藤参郎(74)
昭和59年度名古屋郷土文化会理事会報告…………..事務局(81)

昭和59年発行 88ページ

内容について

「『三つふたつ』について」では、寛政四年に岳輅の編纂した『三つふたつ』の全文を天理大学付属図書館蔵の「綿屋文庫本」から収録し、岳輅の他、岱青、暁台、士朗らの関りについて記されています。

「「”青松葉事件〃菩薩」の発掘」では、木曽三川宝暦治水工事の犠牲者を供養していると聞いた名東区猪高町藤森にある十六菩薩が、実際には青松葉事件の処刑者を供養したものであると判明した件について、詳しく記されています。

「塩付街道の石仏たち」では、すでに区画整備によって失われた部分の多い、尾張藩の塩の道である塩付街道の跡を追いながら、ところどころに残る石地蔵を紹介しています。

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