郷土文化 第59巻第1号(駕籠継ぎ立ての実態/明治初期の税と村点描/月谷初子など)

2020年8月17日

郷土文化 第59巻第1号
郷土文化 第59巻第1号
 
■目次
駕籠継ぎ立ての実態―美濃路起宿の場合…………桜井芳昭(1)
旧西尾藩出身の関ロ長太郎と台湾芝山巌事件……..村瀬正章(7)
大島為足の和歌…………………………….築瀬一雄(15)
明治初期の税と村点描……………………….中村保夫(23)
上条瓜は何瓜なのか?……………………….半田実(37)
陶彫の歴史―月谷初子(乾月谷)の
生涯と芸術を中心として一…………….大野哲夫(44)
平成16年度理事会報告……………………….事務局(70)
『郷土文化』200号記念特集号原稿募集………….事務局(61)
 
平成16年発行 70ページ
 
■内容について
「明治初期の税と村点描」は、『年貢半減令』で、幕藩体制をゆるがせ、人々の心を旧体制から身体性に移行させようとした相良総蔵が下諏訪で殺されたことから始めて、旧幕時代以上に重い負荷がかけられ、一揆や暴動を経て軽減されたことや、芸妓税に苦しむ鳴海宿の料理屋・抱置女などについて記されています。資料の翻刻が多数収録されています。項立ては次のとおりです。
一、はじめに
二、甲戌貢納 明治七年石代納について
三、甲戌貢納 明治七年貢米・雑税金について
四、丙子貢納 明治九年地租仮額について
五、民費(等戸金)について
六、まとめにかえて
貢納額からの改租について
民費(等戸金)について(学校設置維持費用の地元負担)
町村名の設定・分立等について