郷土文化 第34巻第3号(如来きの新史料3点/前野氏春秋(一)/尾張旭市に現存する絵馬についてなど)

2020年6月16日

郷土文化 第34巻第3号
郷土文化 第34巻第3号
 
■目次
第二代会長浅井竹五郎氏逝く……………………吉川芳秋(1)
媹姾如来きのの伝記に関する三つの新史料…………….神田秀雄(4)
東海道鳴海駅の伝馬所史料……………………..榊原邦彦(30)
前野氏春秋(一)……………………………..瀧 喜義(36)
尾張出版文化覚書(三)………………………..太田正弘(53)
尾張旭市に現存する絵馬について………………..飯田英男(69)
「司法資料」について(補遺)…………………..水谷盛光(78)
 
昭和55年発行 78ページ
 
■内容について
「媹姾如来きのの伝記に関する三つの新史料」は媹姾(女に留、女に全・りゅうぜん)如来きの、如来教の開教者である一尊如来きのに関する記事です。3史料とは、如来教本部「御本元」(登和山青大悲寺)旧蔵の教祖伝(写本)である『御由緒(御写)』と、一尊教団の創設者清宮秋叟の筆になる仮称「如来きの伝記断片(A)」及び同(B)です。
 
「尾張旭市に現存する絵馬について」では、尾張名町図会に散見される絵馬について紹介した後で、尾張旭市内の江戸時代から昭和40年代までの絵馬が写真付きで紹介されています。
 
「「司法資料」について(補遺)」は、本誌124号の記事で、未見で書目もわからないとした司法資料について、書目を知る人からの便りがあり判明した内容が記されています。