郷土文化 通巻77号(切支丹の家と類族の家との間柄/寛政12年尾州野間船幸喜丸水主の死など)

 

郷土文化 通巻77号

郷土文化 通巻77号

目次

名蹟都市名古屋………………………………服部聖多朗(1)
切支丹の家と類族の家との間柄………………….柴田 亮(6)
飛脚問屋と伝馬所…………………………….宇佐美鉦治(15)
なごや・さかりば・シリーズ②広小路は生きている….松村静雄(21)
郷土の考古学入門(その1)………………………吉田富夫(27)
寛政12年尾州野間船幸喜丸水主の死………………川合彦充(34)
尾張藩法制史文献追加(その4)…………………..林 董ー(36)
雑報……………………………………….(44)
名古屋文化史年表稿(3)………………………..加藤三郎編(60)
 
昭和39年発行 60ページ

内容について

切支丹の家と類族の家との間柄」は本文では「(1)これ等の類縁はどうして召捕れなかったか」として寛文七年の召捕りにあたって、橋爪村の類縁文書から、召捕られる家と非召捕の家との切支丹宗門をめぐる間柄が考察されています。
寛政12年尾州野間船幸喜丸水主の死」では、1800年に病死した知多郡小鈴谷の水主、作次郎の病死にあたり、密出国、密入国、密貿易、禁輸品の輸送、キリシタンの入信などを厳重に取り締まるために必要とされていた病死の証明書の写しの翻刻が収録されています。
尾張藩法制史文献追加(その4)」は、本誌十二巻二号、十三巻二号、十五巻一号、十七巻三号所収の文献目録から漏れたものと、昭和37年中に発行された、尾張藩法制史に関係のある著書、論文が広範囲に収録されています。

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