郷土文化 第13巻第2号(大形石棒/可児郡中切村切支丹所縁者帳/尾張藩法制史文献追加/岐阜市法華寺の庭園)

目次
大形石棒の用途について(上)……………………吉田富夫(1)
美濃国中切村切支丹所縁者帳と尾張切支丹…………榮田 亮(11)
尾張藩法制史文献追加 其一…………………….林 薫一(18)
岐阜市法華寺の庭園…………………………..横井時綱(21)
上高地……………………………………..田中善一(23)
彙報……………………………………….(27)
編集後記
昭和33年発行 28ページ
内容について
「大形石棒の用途について(上)」では石器時代(縄文時代)の遺物である大形石棒について、祭儀ではなく、武器的な実用物であったのではないかと考察されています。外国の文献から、狩猟用罠の図が引用されています。
「美濃国中切村切支丹所縁者帳と尾張切支丹」では岐阜県可児郡中切村の切支丹所縁者帳を収録し、尾張の切支丹とのつながりなどが考察されています。
「尾張藩法制史文献追加 其一」には、本誌12巻2号の記事の続編として、同目録に漏れたもの、および昭和31年7月から32年12月までに発表された、尾張藩の法制史に関係ある著書論文が収録されています。
「岐阜市法華寺の庭園」では、三田洞弘法として知られる法華寺の庭園の概況が記載されています。地形、地割、技法、植樹、特徴、参考資料の項立て。
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