郷土文化 通巻146号(熱田大宮司千秋家領野並村検地帳写/細井平洲「如来山人」考/東方令達など)

郷土文化 通巻146号
郷土文化 通巻146号

目次

式内社託美神社(丹羽郡)の鎮座地の問題…………..木立英世(1)
熱田大宮司千秋家領野並村検地帳写について……….三渡俊一郎(6)
細井平洲「如来山人」考……………………….小野重伃(14)
化政天保期の書家・医家一東方令達について一……..山内一信(29)
新発見の愛農社株券をめぐって………………….山田寂雀(35)
愛知県で発行された昭和前期の雑誌(続2)………….林 眞(40)
「名古屋の小説」覚え書(1)…………………….斎藤 亮(45)
きょうの郷土史稿(1)1月(上)……………………服部鉦太郎(54)
名古屋文化史年表稿(44)……………………….加藤参郎(71)
昭和61年度名古屋郷土文化会理事会報告…………..事務局(81)

昭和61年発行 81ページ

内容について

「熱田大宮司千秋家領野並村検地帳写について」では、慶長13年の検地帳をもとに、字名の比定、中世・近世の野並の様子の推測、名受人の居住地などが検討されています。

「化政天保期の書家・医家一東方令達について一」では、江戸時代化政天保期の名古屋の書家である同氏について、同氏の筆跡をしるす習字用手本を入手したことから、筆跡の紹介と、同氏について筆者が調査した結果が記されています。

「「名古屋の小説」覚え書(1)」では、幸田露伴『風流魔』、泉鏡花『紅雪録』『続紅雪録』、夏目漱石『三四郎』、島崎藤村『家』、森田草平「初恋」「起草文」ほか、が収録されています。

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