書評

ホロコーストを引き起こした「史上最悪の偽書」ともみなされる「シオンの議定書」。成立過程を含めて知るその内容は、信じ込んでいる価値観の相対化に役立つ。

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シオンの議定書という数年前の私なら一切興味を持たなかった本を今 ...

書評

英語からの借用ではうまくいかない日本語文法■

私の手元にある本は2003年11月発行の28刷です。ロングセラー本です。長く売れ続ける理由は、本書を読むと納得がいきます。

「象は鼻が長い」という短い文に、英語の文法を借用しただ ...

書評

「従来の研究・叙述のほとんどが、視野を日本国内に限定していることに対して長いこと違和感を懐き続けてきた」という東アジアの思想文化を専業とする学者によって描かれた信長像 →目次など

本書を外れて、ざっと事実関係を確認しておこう。

書評

キリスト教の負の歴史をほとんど封印している現代社会。秀吉の朝鮮出兵も、島原の乱も、鎖国も、綿密に調べることで、通説が何を隠そうとしているのかがはっきりとしてくる。大人気ブログ「しばやんの日々」の読者が待望していた初の書籍化がこの一冊です。

書評

「スイカがあれば人は生きていける」 

『人間は何を食べてきたか』に登場する研究者、池谷さんの本です。
農耕の様子と近況を知りたいと考え読みました。

農耕は、どうやら本格的ではなく、栽培作物はスイカと豆、そして近年取り ...

書評

悪夢にうなされる代わりに、自分のみる夢に意識的に影響を及ぼして、夢を人生に積極的に活用していく こともできるのだ 

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睡眠や夢は、だれもが体験していながら、なぜ人は眠り、夢を見るのかについてはほとん ...

書評

日本語を見直す上で示唆に富んだ語学書

『アワ歌で元気になる』を読んで「ホツマツタヱ」に興味を持ち、調べてみたところ池田満さんという方が精力的に研究されているとわかりました。
図書館で探していると、この本が置いてあったので借りてき ...

書評

猫について語るなら、欠かせない一冊 ―― 雌猫にやさしい雄猫、シャムの血が混じって変わっていく猫の姿形、連合する兄弟猫、人を襲う野生化した猫…

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親を失った子豚に乳を呑ます、ブラジル、グ ...

書評

江戸時代、50歳で蘭方医を引退し、80歳までかかって植物図鑑を完成させた人物がいた

 

偶然手にした本ですが、カバーのそでの部分に書かれていた説明を読んで購入してきました。

 

調べてみると、生まれた ...

書評

略奪とはどういうことか

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毎日のように繰り返し報道される中国の脅威や北朝鮮の脅威。そのような情報に変えて、この本の210の言葉を日替わりで報道したならば、日本人の意識はがらりと変わることだろう。

本書で ...

書評

細胞は独立した生き物であり、学習し、記憶する。細胞は身体がもつ器官系(神経系・消化系・筋肉系・生殖系など)と機能的に等しいものを持ち、ストレス、自己暗示、胎教などに反応する著者は1944年生まれの世界的に有名な細胞生物学者。本書の冒頭では、 ...

書評

「オカエシモウス」と霊界にお返しする都から遠い人々、言葉を残さない都に近い人々

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ヤノマミ、ブッシュマン、アボリジニから、動物たち、中世ヨーロッパなど、広くみられる生まれてきた子を育てないという行為。

...

書評

人間の食を問う貴重な記録

1985~94年にかけてNHKで放送されたドキュメンタリー番組が8巻セットのDVDとして販売されたものです。巻末に高畑勲、宮崎駿両氏を交えた座談会が収録されています。高額ではありますが、私自身はこのDVDの一場 ...

書評

良質なフィールド・ワークで知る「森」の持つ意味 

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この作品は、1966年に筑摩書房から出版された『現代世界ノンフィクション全集9』に「極北の放浪者」、「カラハリの失われた世界」とともに収録されています。単行本とし ...

書評

簡単な英語を聞き取り、レキシグラム(記号の言語)とジェスチャーによって人間とコミュニケーションするサル(類人猿)

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1993年発行の古い本です。

動物と会話ができるという考えは、犬や猫の鳴き声だって翻訳 ...

書評

人類以外で農業に手を出した唯一の集団として見ると、人類の行く末を考える上で大変面白いのがハキリアリである 

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ハキリアリは植物の葉や茎を切り取って巣に運びキノコを育てます。このキノコは主に幼虫のエサ ...

書評

「あるがまま」といういこと。双子の性格を分けるもの。逃げられないということ。東洋的手法

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1986年第一刷発行、2013年第五二刷発行のロングセラーです。 著者は、本書を口述筆記で著し、校正刷りがでる前に亡くなられ ...

書評

虫は高級品として扱われる「ごちそう」。ラオスで、カラハリで、虫を食べる人々の暮らしは温かい。

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小峰書店から出ているおそらくジュニア向けの本です。多めにルビがふってあります。

内容を確認しておらず、あま ...

書評

ツツジの花も、イロハカエデの葉も生でたくさん食べ、ハチに刺されてもめげずに巣を獲る、長野の少年たち 

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私は、野山から得られる食べられる野草や虫などの知識を仕入れるために『野山の食堂 – 子どもの採集生 ...

書評

手話を通じてゴリラと語る。

→目次など

1984年発行の古い本です。当時も読んだのですが、その後、私が言語について考えたり、ネコと暮らしたりしたことで本書に対する評価がどのように変わったのかを知りたく、再読しました。 ...