郷土文化 第8巻第1号(名古屋と新井白石/貸本屋「大惣」を語るなど)

 

郷土文第8巻第1号
郷土文第8巻第1号
■目次
新井白石と名古屋…………..栗田元次(1)
参河に於ける二つの田植神事….鬼頭素朗(4 )
初代歌政の絵本…………….尾崎久彌(14)
打囃しについて…………….鈴木藤綱(16)
村のみやびことば二三……….小林忠雄(19)
男女の髮置と元服祝…………丹羽主税(21)
燈明山高蔵寺について……….水野録治郎(23)
尾張植物風土記(一)…………岡田善敏(26)
考古学研究法の諸問題(一)…..吉田富夫(30)
貸本屋「大惣」を語る……….(35)
彙報葉……………………(47)
編集後記………………….(49)
 
昭和28年発行 48ページ
 
■内容について
「新井白石と名古屋」では、尾張藩士の家に生まれた著者によって、新井白石の養子である新井太吉氏関連の内容を中心に絵葉書の発行、新井白石研究などについて記されています。
参河に於ける二つの田植神事」は菟足神社の田祭と田峯神社の夜田楽についての記事です。
貸本屋「大惣」を語る」では、明治の末年頃まで営業しており、坪内逍遥も「少年時に観た歌舞伎の追憶」の中で「大惣は私の芸術的心作用の唯一の本地即ち心の故郷であったといえる」としている大惣の当時を知る方たちを集めて鶴舞図書館で昭和27年十月七日に開かれた座談会の様子が収録されています。大惣の見取り図もあります。
 
■販売
ヤフオクで販売中: 商品名:LC08-01