郷土文化 通巻81号(明治初年の大高村戸籍簿/陸運会社と内国通運会社/熱田と名古屋甚句など)

2019年8月24日

 

郷土文化 通巻81号
郷土文化 通巻81号
■目次
民俗採訪ノート………………………………堀田吉雄(1)
尾張藩下級士族おぼえがき:その1足軽…………….加賀樹芝朗(5)
明治初年における大高村の戸籍簿について…………山ロ茂(10)
桜天神古物会目録並びに図……………………..吉田富夫(15)
座談会“名古屋名所団扇絵展”を語る…………………….(18)
熱田と名古屋甚句…………………………….水野藤吉(24)
陸運会社と内国通運会社―遺稿―………………..宇佐見鉦治(31)
郷土の考古学入門(4)………………………….吉田富夫(33)
末盛余聞……………………………………横井時綱(42)
矢場町から上前津周辺<新名古屋ガイド(2)>……………..(45)
雑報(理事会報告・見学記録・手紙の会他)………………..(51)
名古屋文化史年表稿(7)………………………..加藤参郎編(64)
 
昭和39年発行 64ページ
 
■内容について
・「民俗採訪ノート」は、北設楽郡東栄町西薗目を訪ねて、花祭、田楽などを調べてあります。口絵写真業者石像も収録。
・「明治初年における大高村の戸籍簿について」では、明治5年、7年、9年の戸籍が残されているとして、戸籍記載の変化、人口構成(万延元年、明治7年、昭和35年)、所有建物坪数、所有農地面積別戸籍数などが調べられています。
・「陸運会社と内国通運会社」では、伝馬所に代わって設置され旧士族が運営していた陸運会社が廃止されて、日本通運の前身である内国通運会社に駅伝および人馬供給の事業が移された経緯が記されています。
・「郷土の考古学入門(4)」は、南部(緑、南、瑞穂)の巻(3)です。