郷土文化 第7巻第4号(津金胤臣の屍蝋/近世名古屋における一商業経営(水口屋)など)

2019年8月17日

 

郷土文化 第7巻第4号
郷土文化 第7巻第4号
 
■目次
・ 也有とその時代 / 尾崎久弥/p1~13
・ 近世名古屋における一商業経営 / 日置弥三郎/p13~24
・ 御城代同心 / 新見吉治/p25~27
・ 津金胤臣の屍蝋 / 山田秋衛/p28~32
・ 余延年 / 久野不老/p32~36
・ 資料報告 かけろふ塚 / 森徳一郎/p37~37
・ 資料報告 発見された尾張藩札と版木 / 森徳一郎/p37~39
・ 資料報告 尾張に於ける応永頃の織田氏 / 森徳一郎/p39~40
・ 資料報告 東龍寺の天正過去帳 / 水野[録]治郎/p40~42
・ 也有研究文獻抄 / 編集部/p42~45
・ 彙報 //p55~46
・ 編集後記 //p52~52
 
■内容について
・「津金胤臣の屍蝋」は、津金胤臣(つがね たねおみ)切腹説の元となったとされている記事です。発掘時の蝋化した遺体の写生画が収録されています。
津金胤臣の屍蝋
津金胤臣の屍蝋
・「近世名古屋における一商業経営」は市立名古屋図書館に所蔵されている水口屋文書から、近世名古屋における特色ある商業経営の一つとして水口屋の場合が考察されています。山城綴喜郡から元禄十年に移住し、正徳二年に呉服店を開業、一時は名古屋三家衆に伍しながら、新田経営など多方面に手を広げすぎたため没落したと分析されています。