復興絵葉書 山陰線岩井温泉 旅館岩井屋 鳥取県岩美町

2019年7月21日

 

タトウ
タトウ
タトウ裏面
タトウ裏面
絵葉書4枚
大橋通 本町通 庭園2枚
岩井屋 浴場の一部
岩井屋 浴場の一部
タトウと絵葉書5枚です。
「復興絵葉書」とあったので調べてみたところ、昭和9年に大火があり、岩井温泉の8割が焼失したそうです。この絵葉書は、この岩井大火からの復興後に撮影されたものと思われます。
 
日本温泉協会の温泉名人に概要が記されています。
 岩井温泉は蒲生川の清流に沿った静かな自然湧出の温泉である。伝説によると清和天皇(860前後)、藤原冬久がこの湯を開いたとあるが延喜式などによれば、温泉の神である「御井神」を祀る「御湯神社」の創建は弘仁2年(811)とされている。いずれの説でも効能あらたかな霊泉として伝えられている。ここは古くから湯かむり唄を唄いながら柄杓で湯をかむる風習があり、愛宕山頂に建てられた「ゆかむりの塔」が岩井温泉のシンボルとなっている。温泉街を流れる蒲生川には、錦鯉が泳ぎ、親水護岸は散策道として整備されている。岩井温泉の名所として、「鬼の碗」とも呼ばれる国指定史跡「岩井廃寺塔跡」の巨大な心礎石や、鳥取県に現存する最古の擬洋風建築の旧岩井学校舎など多くの歴史遺産がある。また、昭和初期に活躍し、「第七官界彷徨」「こほろぎ嬢」など名作を残した作家・尾崎翠の生誕の地でもあり、温泉旅館の建物を活用した「湯かむりギャラリー」も開設されている。平成14年12月にはゆかむり温泉がオープン、多くの人が源泉掛流しの温泉保養を楽しんでいる。近くには、世界ジオパークネットワークに加盟した山陰海岸ジオパークの景勝地「浦富海岸」がある。日本海の荒波で浸食された洞窟、洞門などがあり、シュノーケル、シーカヤック、島めぐり遊覧船などが楽しめる。昭和2年に文豪、島崎藤村がこの地を訪れ、投宿した際「松島は松島、浦富は浦富」と称賛した。このきれいな日本海で水揚げされた新鮮な魚介類と冬の「松葉がに」料理は網代と田後の良港を台所にもつ岩井温泉ならではの味である。
コード:19/07/21-1