郷土文化 第4巻第3号(鄕土二千六百九年表/慶長以後尾三金石年表/尾張と高尾張/芦邊の田鶴丸)

 

郷土文化 第4巻第3号
郷土文化 第4巻第3号

目次

鄕土二千六百九年表…………………………..尾崎久彌 一
慶長以後尾三金石年表(二)……………………….黑田鑛一 ニニ
尾張と高尾張………………………………..森 德一郎 三四
「尾張と高尾張」を讀みて……………………..編集子 三八
芦邊の田鶴丸………………………………..市橋 鐸 四一
西尾八景之内、須田先、盆の夕暮(小由切春江畫)……表紙畫

昭和24年発行 48ページ

内容について(ピックアップ)

鄕土二千六百九年表」は、昭和15年に開催された鄕土二千六百年展覧会に合わせてまとめた資料を元に、上代(前660年)から昭和24年までの主に尾三に関する出来事、出版物、著名人没年などを記載した年表です。織田氏の動向、切支丹の増加と斬罪、風俗等記載されています。

尾張と高尾張」では、尾張氏の本拠地、葛城高尾張とは逆に、尾張を本拠地とする論が展開されています。編集子により19件の疑義が提供されています。森 德一郎氏は、尾張平野部にはないとされていた先史時代の遺跡で、縄文時代から弥生時代まで続く複合遺跡である、馬見塚遺跡の発見者でもあります。

芦邊の田鶴丸」では、滝沢馬琴の『異聞雑考』、菅竹浦氏の『近世狂歌史』などを参考にし、桑山好之の「金鱗九十九之塵」からの引用を記すなどして、狂歌人芦辺田鶴丸の伝記をまとめてあります。

販売

ヤフオクで販売中: 商品名:LC04-03